当事務所は、昭和５４年に、細川喜子雄が、細川喜子雄法律事務所として開業して以来４０年になりますが、平成３１年４月１日から細川良造が合流し、細川総合法律事務所と改称し、新たな一歩を踏み出すことに致しました。

　新事務所として始めていくにあたって、以下のような思いをもって運営して参りたいと考えています。

　企業活動においても、日常生活においても平坦な道ばかりではなく、悩みや不安を抱え、また難局に直面・対峙することは少なからずあると思います。その悩みや不安、難局はそれぞれの企業、個人の方々によって違って当然です。それらに直面・対峙したときに、自ら乗り越えることができることもあれば、人の助けが必要になることもあると思います。私は、そのような人の助けが必要になったときに、お気軽にご相談していただき、頼っていただける事務所にしたいと考えています。もちろん、日常の平時においてもお気軽に相談して頂きたいと考えています。そして、不正義、不合理な事案に対しては徹底して争い、話し合い等によって解決すべき事案では、ご依頼者であっても説得し、真に良き解決を共に探求し納得した解決を目指したいと考えています。

　間もなく、平成時代が終わり新たな時代に入ります。益々、ＡＩが加速していくと思われますが、弁護士の仕事は、ご依頼者である企業、個人の方々がこれまでに積み上げてきた思いを酌みながら、その思いをいかに形にして解決するかが重要だと考えています。

　最後に、私が当事務所で一歩を踏み出すことができることは、多くの人の支えがあったからこそであり、常に感謝の気持ちを忘れることなく、誰に対しても敬いの気持ちをもって事件に向き合っていきたいと考えています。そして、相談して又依頼して良かったとより多くの人に思って頂けるよう努力して参りたいと考えております。

（2019年4月吉日　細川良造）